[銘柄解説]航空機リース ジャパンインベストメントアドバイザー(JIA) 前編

7172 ジャパンインベストメントアドバイザー

こんにちはシーガルです。

本日は、ジャパンインベストメントアドバイザー(以下JIA)について紹介したいと思います。

そこそこ長くなるので前編、後編に分けて記事を書こうと思います。

今日はその前編です。

1. 事業概要

JIAの事業は主に航空機のオペレーティング・リースを組成し、それを投資家等に販売して手数料を得るビジネスモデルになっています。
投資家等に販売する際は、JIAが直接販売するのではなく、JIAと契約している税理士・会計事務所、銀行、証券会社を通じてになります。

上図に書いてあるSPCは航空機を貸し出すための会社だと考えていただいて大丈夫です。

航空機をSPCで購入するときは、航空機の価格の70%を金融機関から借り入れ、残り30%を投資家が出資する形になります。
そうして購入した航空機を航空会社に貸し出して利益を出していく流れになります。

JIAの投資商品の特徴として、通常のオペレーティング・リースに繰延課税を追加したJOL(日本型オペレーティング・リース)を販売していることが挙げられます。

繰延課税のニーズもあるためJIAの商品が売れる要因になるのだと考えられます。

その他の事業として航空機のエンジン売却や旅客機から貨物機への改造(パーツアウトコンバージョン)、太陽光発電商品の販売も行っています。

JIAの売上の9割がオペレーティング・リース事業から成り立っています。

2. 業績推移

直近の決算は上図になります。

2018年12月期までは業績は順調に伸びてきました。
2019年12月期は、新しいチャレンジとして航空機15機を組み入れる大型商品を上期から販売する予定でした。

ただ新しい取り組みでしたので商品を組成するのと販売するのに時間がかかってしまいました。
そのため全ての商品を売り切ることができず、2019年度の業績を下方修正することになりました。(2019年期初の業績予想は、売上高205億円、営業利益122億円)

大型商品については2020年第1四半期までには完売予定なので、2020年以降は再度成長してくれるのではないかと期待しています。

3. 今後の成長性について

JOL商品別分野の市場規模推移 矢野経済研究所調べ

上図はJOL(日本型オペレーティング・リース)市場規模の推移になりますが、年々拡大しているのが分かります。

また、世界の旅客機の需要も拡大しています。
一般社団法人日本航空機開発協会の調査によると運行本数は20年後に1.68倍に増加すると見込んでいます。
(2018年は23,904機運行しているのが、2038年には40,301機に増加します。)

旅客機も増えていきそうなので、航空機リースもますます必要になり今後の業績の拡大も期待できそうです。

次回は、JIAの強みやコロナウィルスの影響について書いていきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント

  1. […] [銘柄解説]航空機リース ジャパンインベストメントアドバイザー(JIA) 前編 […]

タイトルとURLをコピーしました